畑でなっていたいちじくを割ってみました。
不思議な植物です。
ちゃんと花びらがあるんですね。
いちじくは「無花果」と書きますが、実の中に花を隠しています。
原産地はアラビア南部。
花を守るために、実の中に隠したのでしょうか?
効能
カットした時に出てくる白い液体にタンパク質分解酵素というフィシンが含まれています。
フィシンは消化促進効果があり、食後のデザートとして食べるのに効果的です。
また、民間療法としてイボ取りに使われているそうですよ。
また、カリウムを多く含んでいる果実なので、血圧を下げ、高血圧や動脈硬化などの予防に効果的です。
食物繊維も多くので便秘予防にも効果的です。
※腎臓疾患のある方はカリウムの過剰摂取は気をつけてください。
なぜ、いちじくが骨粗しょう症予防に良いとされるのか
生の果実の中で、キウイに次いでカルシウム保有量が多い果実です。
鳥はカルシウムを補給するために、いちじくを食べるとされています。
乾燥することでビタミンDが生まれ、カルシウムを多く摂取することが可能です。
ほぼ5倍になると言われています。
カルシウムを吸収しやすくするためにはビタミンCと一緒に摂取しましょう。
乾燥いちじくはビタミンCが減ってしまいますので、それだけの摂取では予防することはできません。
ビタミンCを多く含むものと一緒に食べましょう。
またカルシウムの過剰摂取は尿道結石になりやすくなったり、亜鉛などの吸収を妨げるので注意が必要です。
乾燥いちじくだと1日3個くらいが良いとされています。
ドライフルーツにすることで、カリウム、鉄分、カルシウム(ビタミンD)、食物繊維が5倍になるそうです。